不動産における「買取り」と「仲介」には、それぞれ明確なメリット・デメリットがあります。
買取り(不動産会社が直接買い取る場合)
メリット
- スピードが早い
現金化までが早く、早ければ数日から一週間程度でかんりょうします。 - 確実に売れる
買主を探す必要がなく、売却が確定している。 - 内覧不要・契約が簡単
他人に家を見せる必要がないため、心理的な負担が少ない。 - 売却後の責任がない
買い手が不動産会社である場合、契約不適合責任を負う必要は一切ありません。
デメリット
- 売却価格が相場より安い(7割~9割程度)
不動産会社が転売する前提なので、利益分が差し引かれる。 - 買取りを行う業者が限られている場合がある。
仲介(不動産会社が買主を探す)
メリット
- 高く売れる可能性がある
市場価格での売却が可能。条件次第では高値も期待できる。 - 多数の買主候補にアプローチできる
ポータルサイトやネット広告等で広く集客が可能。
デメリット
- 売却に時間がかかる
平均で三ヶ月~半年程度かかることも。 - 内覧・価格交渉などの手間がある
買主対応にストレスがかかることも。 - 売れない可能性がある
特に相場より高い価格を希望する場合には難航することも。 - 契約不成立・キャンセルのリスク
売買契約後にローン審査が通らずキャンセルになることも。
こんな人におすすめ
状況・目的 | おすすめ |
---|---|
急いで売りたい | 買取り |
できるだけ高く売りたい | 仲介 |
売却後のトラブルを避けたい | 買取り |
時間に余裕がある | 仲介 |
まとめ
お持ちの不動産を売却する場合、複数の選択があるのはうれしいですが、それぞれにメリットやデメリットがあることをご理解いただけましたか?
買取り業者は手数料が不要とはいえ、あらかじめ利益分を買取査定額から引かれてしまいます。売却を急がないのであれば仲介業者に依頼し買主を探してもらうのが良いでしょう。
しかし、需要が高い物件でも即時に売却できるとは限りません。半年近くたっても売却できないのであれば、買取りを検討するのもよいでしょう。買取りか仲介かでお悩みの方、まずは土佐開発にお気軽にご相談くださいませ。