空き家が社会問題化されている今、所有者には適切な管理や活用が求められております。また、高知県の空き家率は、全国的に見ても高い水準にありその数は約5万戸と推計されています。また、使用目的のない空き家は、県内で毎年2千戸のペースで増加しているとも伝えられており、2033年には高知県の空き家率は30%を超えるとの推計もあります。
空き家対策の全体像
空き家対策には状況に応じて、大きく5つの選択肢があります。
1.活用する(賃貸・売却以外)
2.売却する
3.貸し出す
4.適切に管理する
5.解体する
①空き家を「活用する」
・リフォームして自宅として再利用
・民泊やシェアハウス、店舗として活用
・地域団体に貸し出す(コミュニティスペースなど)
・地方自治体によっては補助金制度あり
②空き家を「売却する」
・不動産会社を通じた仲介売却(時間をかけて希望価格で売りたい場合に有効)
・不動産会社による買取り(すぐに手放し現金化したい、遠方に住んでいて管理できず負担などの場合に有効)
③空き家を「貸し出す」
・賃貸住宅として貸す(リフォーム要)
・定期借家やサブリースも選択肢
・DIY可能物件として安く貸し出す方法も人気
④空き家を「適切に管理する」
・定期的な見回り・清掃・通風・草刈り
・自分で管理が難しい場合は、空き家管理サービスを利用(月額数千円程度)
※適切に管理をしないと「特定空家」に指定され、固定資産税の増税や行政指導を受ける可能性があります。
⑤空き家を「解体する」
・古すぎて使い道がない場合は解体し、更地にする(ただし解体費用が100~300万程度かかる)
※更地にすると、固定資産税が最大6倍に増える可能性もあるので注意が必要。
まとめ
空き家の対策といっても、いろんな選択肢があるのはうれしい事ですが、注意をしないといけないこともあることをご理解いただけましたか?
弊社では、空き家の買取りはもちろん、再活用のご提案や空き家管理なども行っております。空き家の対策でお悩みの方、まずは土佐開発にお気軽にご相談くださいませ。ご一緒により良い解決策を見つけましょう。