競売不動産とは?
競売不動産とは、住宅ローンなどの返済が滞ったりした場合に、債権者(主に金融機関)が裁判所に申し立てを行い、裁判所の権限でその不動産を売却する物件のことです。
また、競売不動産の購入には、通常の不動産取引とは異なる特徴があります。ここでは競売不動産のメリットやデメリットなどをご紹介します。
競売不動産のメリット
1.価格が安い
・一般の市場価格よりも2~3割程度安く落札できることが多い。
2.透明性が高い
・入札は裁判所を通して行われるため、取引過程は比較的クリーン。
・物件情報(登記簿、評価書、現況調査報告書など)が公開されている。
3.投資チャンスがある
・安く仕入れてリフォーム・リノベーション後に売却や賃貸に回すことで利益を得ら
れる。
4.権利関係の整理がされやすい
・抵当権や差押さえなどの権利は、競売落札と同時に抹消されるため、権利関係がす
っきりする。
競売不動産のデメリット
1.内覧できない
・事前に室内を見られないため、室内状況(破損、残置物、シロアリ、ゴミ屋敷状態
など)は入札後でないと分からない。
2.占有者がいる場合がある
・元の所有者や賃借人が居住中のこともあり、落札後に立退き交渉や明け渡し手続き
が必要になる場合がある。
3.リフォーム費用がかかる可能性
・傷みが激しい物件や違法建築物件もあり、想定以上の修繕費が必要になることがあ
る。
4.資金調達が難しい
・競売物件は金融機関の住宅ローンが利用しにくい場合がある(現金一括や一部ノン
バンク融資が中心)
5.入札保証金が必要
・入札には原則として売却基準価格の20%程度の保証金が必要。落札できなければ
返還されるが、資金拘束される。
6.落札後のキャンセル不可
・落札したら必ず購入しなければならない。調査不足でのリスクはすべて自己責任。
まとめ
競売不動産は「安く不動産を買えるチャンスがある一方、調査・交渉・リスク管理を自分でできる人向け」です。ここまでお読みくださった方の中には、競売不動産てメリットよりデメリットの方が多いと感じた方がいるでしょう。
しかし、弊社には競売不動産取扱主任者の資格を持った言わば競売不動産取り扱いのプロが在籍しております。物件の相談から調査・入札・住宅ローン・落札後のリフォームからお引渡しまでをノンストップでお手伝いさせていただきます。また、高知県だけでなく全国の競売物件も扱っておりますので、お気軽に土佐開発までお問合せください。